手掌多汗症に塩化アルミニウム

塩化アルミニウムによる治療について

手の異常な発汗をおこす手掌多汗症の治療法のひとつに塩化アトリウム剤があります。
病院から処方されるものですと塩化ナトリウム水溶液が一般的です。
また薬局などで市販品のテノール液、オドレミン、エキシウムクリームなど塩化アルミニウム配合のものがあります。
これら全て制汗剤として一時的に発汗を抑える働きがあります。
これは汗腺に直接作用することで塩化アトリウムが汗腺の中で結晶化して汗腺が塞がり発汗を抑えているのです。

 

使用方法ですが具体的にみていきましょう。
まず、汗をかいていない状態の手に塗布しましょう。
汗が塩化アルミニウムが汗腺に入るのを邪魔するばかりか、流し落とすことを防ぐためです。
ですから、交感神経が休まり副交感神経が働く就寝前が良いです。
気が休まり発汗しにくい時間でベストといえます。
塗布後の手は、当然完全に乾くまで手作業は行えません。
使用量ですが、手のひらは顔などに比べ肌は強いので、たっぷり塗布しましょう。

 

ここで塩化アルミニウム水溶液の濃度についてなのですが、病院で処方されるのは20%のものが多いです。
市販品のオドレミンはおおよそその半分の濃度で、テノール液はさらに低濃度となります。
処方された塩化アルミニウム水溶液で効果があらわれなかったら、市販品でも効果はないと考えられます
より高濃度であればいいというものではなく、当然皮膚のかぶれの原因ともなりますので注意が必要です。

 

朝、塗布した塩化アルミニウムを洗い落とします。
寝るとき寝具などに付着し汚れることが懸念されるときは手に軽くラップするのも良いでしょう。
この流れを毎日繰り返し、3日〜2週間程度で効果があらわれます。
効果が確認できれば塗布をいったんやめましょう。
効果継続期間は最大でも2週間です。

 

主な副作用はかゆみ、かぶれです。
このような症状があらわれたら、使用を中止し医師に相談しましょう。

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